こういう話に弱い
数年前の話だけど、一人暮らししてた頃、
同じアパートに住んでいた老婆が孤独死した。
あまり交流なかったし、うへえ、気の毒に、ぐらいしか感じなかったんだが
おしゃべり大家の話では発見当時
室内飼いしてた猫は無事で、床にカリカリ餌が袋ごと
ひっくり返って散乱していて
そのカリカリが婆さんの口元にいくつも置かれていたらしい。
恐らく猫が動かなくなった婆さんに元気になってもらおうと
餌を食べさせてやるつもりだんだろう、と聞いたそばから泣いてしまった。
その猫は大家に飼われる事になったが時々猫は元気だろうか、と
思い出してしまう。
孤独死 - 続・妄想的日常 (via darylfranz)
(via mesotabi)