根絶やしの唄

根絶やしの唄

 

 

お前ら、「根絶やしの唄」って知ってるか。

俺の家に代々伝わる、呪いの唄だ。

別に、これを聞いたところで死ぬわけではない。

なぜ呪いの唄なのかというと、

うちの家系に問題がある。

 

俺の実家は女系で、四百年以上続いているらしい。

そして男は、外から連れてきた婿以外、必ず異常な死に方をする。

珍しい病気で死んだり、突然失踪し行方不明で死んだかどうか分からない場合も多い。

病気、事故が多いだけなら偶然じゃないかと思うヤツもいるかもしれんが、行方不明が多いとなると何かあるんだよ、この家。

それでな、亡くなったり失踪する数日前に、きまって歌い出す唄があるんだそうだ。

それが、根絶やしの唄だ。

 



【ホラー】「根絶やしの唄」【Stable diffusion】

 



1、始まり

 

(葬式の背景、棺、花)

 

実家で同居している甥っ子が、突然亡くなった。

死因は、最近巷を騒がせている病気だった。

朝は元気に家を出ていったんだが、

夕方熱を出して帰ってきたらしい。

そして、そのまま夜に帰らぬ人になってしまった。

 

通夜の晩、親戚たちが次々と集まってくる。

見覚えのある顔もいれば、そうでない顔もいる。

家の中は、黒い服の女ばかりだった。

こういう場で、男は本当に肩身が狭い。

俺は、親戚の誰かの婿や、

普段、尻に敷かれる旦那たちと一緒に、

部屋の隅のテーブルで、ちびちびとビールを飲んでいた。



甥っ子を溺愛していた婆ちゃんは、

先月から病院に入院していて、葬式には出れなかった。

そのことを、本当に悔やんでいたらしい。

 

ここで、この家に住んでいる家族構成を話しておこうと思う。

 

俺、25歳無職、彼女なし。

この実家は、わりと気に入っている。

姉夫婦、共稼ぎでこの家を継いでいる。

その娘と息子。

どちらも小学生低学年くらい、息子は亡くなった。

あとは母ちゃんと婆ちゃんだ。

婆ちゃんは体調が悪く、現在行きつけの病院に入院している。

 

家族仲は悪くはないと思うが、

姉が結婚してから正直、居心地の悪さを感じてはいた。




2、兆候



葬式が無事に終わった次の日の夜、熱が出た。

ついに俺もかと不安になり、県が案内する受信・相談センターに電話する。

いくつか質問された結果、例の病気の可能性は低く、

救急搬送の必要性が無いと判断された。

とりあえず数日自宅で安静にして、

問題があったら地元の医療機関を受診して欲しいとのことだった。

 

ただでさえ、家には病気で息子を亡くしたばかりの姉がいる。

俺は他の家族に病気をうつさないように、自室に引きこもって寝ていた。

次の日、母ちゃんに食事を持ってきてもらう。

そのとき、おかしなことを言われたんだ。

同居している姉の娘が、夜中に俺が大声で何かを唄っているのを聞いたという。

娘が、そして姉自身も不安なので止めて欲しいとのこと。

何を言っているんだ、

俺はそんなことをしていない。



3、鼻歌

 

 

2日後、ようやく熱が下がり俺はベランダで風にあたっていた。

冷たい風が体をつつみ、

体調をリセットしてくれるような気がした。

ベランダの真下、庭では母ちゃんが洗濯物を取り込んでいる。

俺に気づいていないのか、鼻歌を歌っていた。

姉夫婦は顔を見せない。

同じ家に住んでいるのだが、食事は別々のタイミングで取っている。

そのため、顔を見ない日もよくあった。

少し体はだるいが、随分良くなってきた。

もう明日には完治していると思う。



4、友人




俺の体調を気遣って、幼なじみの友人が見舞いに来てくれた。

やつのことは、小学生の頃からスーさんと呼んでいる。

あだ名の由来は、やつが小学校の頃ビビアン・スーが好きだったから。

子供のセンスなんて、そんなもんだ。

スーさんとは気が合うため、大人になった今でもよく遊んでいた。

 

いつものように俺の部屋に集まると、

一晩中酒を飲みながらバカ話で盛り上がった。

夜が明け、東の空が明るくなってきた頃、俺はシャワーを浴びた。

トイレに行くため、脱衣所の前を通りかかったスーさんは異変に気づく。

 

(暗い部屋、明かりが漏れるドア)

 

風呂場で声がする。

俺がシャワーを浴びながら、

大声で唄っていると思ったらしい。

面白がって脱衣所に入り、スマホで風呂場の扉を録画する。

その後、風呂上がりの俺に、

ゲラゲラ笑いながらその動画を見せてくれた。

 

昭和を感じさせる風呂場の曇りガラス、

その向こうに、人影が動いている。

俺が、シャワーを浴びている。

シャワーの音と一緒に、俺の声が聞こえた。



「すみのあに……とうとうと……おかありを……すえらかす……」

 

たしかに、何かを大声で喋っている。

メロディーがある歌、というより、

能の序盤にやる謡曲のような、独特な唄だった。

何だ、これは。

 

(シャワー背景)

 

ザアアアアアアアア。

 

シャワーの音に混じって、かすかに唄が聞こえ、それがだんだん大きくなっていく。

 

(音楽で不気味さを盛り上げて)

(ふ、と静寂)

 

しばらくして俺が風呂場から出てきた。

そこで、唐突に映像が終わった。





5、スーパー

 

(スーパー店内)

 

スーさんが帰り、俺は電源が落ちたようにぐったりと眠った。

目が覚めると、外はすっかり日が落ちていた。

腹が減ったので、近所のスーパーに買い出しに行く。

 

主婦たちが夕飯の準備に来ているのか、店内は混んでいた。

人混みをみて、俺はどこか安心する。

簡単なレトルト食品を数点かごに入れ、レジへと並んだ。

 

(スーパー店内のおばさん、かごを持っている)

 

俺の前には三人ほど並んでいたが、すぐ前にいるおばさんが、

 

「あっ、あれ忘れた」

と言って俺の顔を見て、

 

「ごめんなさい。ちょっと、すぐそこにあるヤツ忘れたから、

 カゴ置いていくから、お願い」

 

と言ったんだ。

要するにレジの列から離脱せずに、

買い忘れたものを取ってきたいということだ。

 

振り向くと、俺の後ろにも数人並んでいる。

なんとも答えようがなく、苦笑いをしてごまかしてしまった。

おばさんはカゴを置いてその場を離れ、

しばらくして青のりを持って列に戻ってきた。

 

レジのあと、家に帰ろうとスーパーの出入り口に向かう。

出口近くの壁が鏡のようになっていて、疲れた俺の顔が映っていた。

驚くほど顔がやつれている。

無理もないかと思っていたとき、店内から音が、消えた。

まわりのざわめき、店内放送などの音、すべてが消えた。

あれ? と思ったとき、

誰かに右肩を、ポン、と叩かれたんだ。

 

振り向くと、さっきのおばさんだった。

「さっきはありがとね」

おばさんが笑顔で話しかけてきた。

「いえ」とぎこちなく返事をする。

内心、長話になると面倒くさいなと思っていると、

おばさんは、俺の耳元でこう耳打ちした。

 

「すぐには来ないよ。

 たまずさがとけぬうちは、ねだやしにならないからね」

 

俺はもう、冷や水を浴びせられたように固まってしまった。

言葉を出そうと思っても、

あうあうと口が動くだけで声が出ない。

 

とっさに見てはいけないものを見たような気がして、

視線をおばさんから外す。

そこで、ふと気づいた。

先程の鏡に、俺だけが映っている。

目の前にいるおばさんは、鏡に映っていなかった。

心底、ぞっとした。

何も喋れず、身動きもとれずにいると、

おばさんは、スーパーの出入り口に向かって歩きはじめた。

そして出入り口を出た瞬間、

扉のガラス越しに、いきなりパッと、消えたんだ。

 

(元のスーパー店内の背景)

(長い沈黙)

 

入り口の透明な扉には、もうおばさんの姿は見えない。

気がつくと店の中には、元のざわめきが戻っている。

遠くのアナウンスで、

鮮魚コーナーのタイムセールなどを告知していた。



6、ファミレス

 

 

それから数日経った日曜日の午後。

朝から降り続いている小雨はようやく止み、雲のすきまから太陽がのぞいている。

まばらに照らされる日光が温かい。

俺は、いきつけのファミレスの奥にあるボックス席にいる。

目の前には、スープバーのコーンスープを飲んでいるスーさんがいた。

 

「お前、幽霊ってみたことあるか?」

「なんだよ急に」

「俺、一回だけ見たことあるんだよ。

よくわかんないんだけどさ。

小学校の頃、夜トイレに起きたら、実家の廊下を知らない女の人が歩いてたんだ。

 

(廊下、女の後ろ姿)

(BGMなし)

 

その廊下、古いから歩くとギシギシ鳴るはずなんだよ、でもそんときはいっさい音がしなかった。

その人は家族とか遊びに来た親戚とかじゃなかった。

今まで見たことがない女の人でさ、髪がありえないほど長くて地面についているんだよ。

それをひきづって歩いていた」

「誰なんだろうな、先祖の霊とか?」

「分からない。

暗くて顔は見えなかったんだけど、すげー怖かったのを覚えてる」

 

(和服の女の口元)

 

「うちでさ、代々伝わる呪いの唄ってあるんだよ。」

「まじで、なんかカッコいい」

「結構洒落にならないんだって。

なんか昔から男がおかしな死に方をすることが多いらしくてさ、

その直前に変な唄を歌いだすらしい」

「唄? 呪文みたいなもん?」

「俺もよく知らないんだけどさ、唄った本人は自覚がないんだってさ。

 

うち、家系的には古いからさ。

金はないけど歴史だけはあるんだ。

なんか昔あったのかな」

「代々伝わる呪い的なやつ?」

「そうそう、男だけを殺すシステム。

血を絶やし、根絶やしにするのが目的なんだろうな。」

「なんで唄なんだよ」

「分かんない、先祖の誰かに聞ければいいんだけど」

 

それでさ、この前の風呂場での唄が正直気持ち悪いなって思ってたんだよ。

そうしたらその後、スーパーで知らないおばさんに、そのときの唄の歌詞と似たようなことを言われた」

「なんて?」

「なんか、たまずさとか、根絶やしにはならないとかなんとか」

「うわー怖いいい」

 

(ファミレス)

 

「そんで色々調べてみたなよ。

俺の父ちゃんは2年前に病死しててさ。

ただ別におかしなことはなかったって母ちゃんが言ってた。」

「じゃあ、お爺さんはどうなの」

「それがさ、行方不明だって。

ぶらっとどこかに出かけて、それっきりらしい。」

「お婆さんに話を聞けるといいんだろうけど、まだ入院してるんだっけ?

「ああ、なかなか体調が戻らないらしくて、もう歳だからな。

今度、見舞いがてらになんか聞いてみるか」



7、病室

 

(病室)

(切ないBGM)

 

乗りなれないバスをいくつか乗り継ぎ、俺は病院へと向かった。

婆ちゃんが入院している病院だ。

聞きたいことは、たくさんあった。

失踪したと聞いている爺ちゃんのこと、そしてこの呪いの唄のこと。



大きな総合病院の5階、

6人部屋に婆ちゃんはいた。

他の入院患者も老人ばかりだったので、

ここは高齢者を受け持つ階なのだろう。




昔は、当たり前のように

家にいた婆ちゃん。

小さい頃に、一緒に遊んだ思い出が蘇る。

その婆ちゃんが今、病室のベッドに寝かされていた。

体からは何本も管が伸び、数個の点滴スタンドに伸びている。

 

「よく来たね、久しぶり」

婆ちゃんは静かに笑ってくれた。

「ああ、ちょっと聞きたいことがあってさ・・・」

 

良い言い方が思いつかなかったから、俺は直球で質問することにした。

この家の呪いの唄のこと。

そして、爺ちゃんのこと。

 

ベッド横の小さい机、そこに水の入ったコップが置いてある。

コップの水を一口飲むと、婆ちゃんは当時のことを教えてくれた。

 

晩年、爺ちゃんは好きだった釣りや将棋をぴたりとやめ、

呪いの唄のことを、日がな一日調べていたらしい。

 

ある日の昼。

「分かった。これで呪いは止められる」

何かが分かった爺ちゃんは、婆ちゃんに色々伝えてきたらしい。

ただ、内容が難しく、婆ちゃんには理解できなかった。

 

「オレは馬鹿だから、爺ちゃんの喋っている内容がよく分からなかったんだよ」

「ただ、爺ちゃんの熱気に押され、分かったふりをして、うんうんと聞いていることしかできなかったんだ」

 

その晩、爺ちゃんは居なくなってしまった。

そう言って、婆ちゃんは俯いた。

 

俺はスマホを取り出し、数日前にスーさんが録画した動画を見せてみた。

優しい笑顔で、静かにその動画を見ていた婆ちゃん。

揺れる画面、明かりが漏れる風呂場の扉。

そして、問題の俺の唄声が流れる。

 

「すみのはに・・・とうとうと・・・おかざりを・・・」

 

ベッドの横の小さい机から、コップが落ちた。

 

婆ちゃんの様子がおかしい。

瞳孔は開き、何もない空中の一点を見つめている。

口は、わなわなと動き、枯れ木のような手が小刻みに震えている。

息が荒い。

どうしたんだろうと見ていると、両目からボロボロと涙がこぼれだした。

 

「爺さん、ごめんなさい。私が好きになってしまったばかりに・・・」

 

突然、婆ちゃんが大きく息を吸うと、わんわん泣き出した。

寝たきり同然の老人とは思えない仕草で、少女のように泣いた。

 

突然大声を上げたので、同室の入院患者が見に来る。

そんなことはお構いなしに、泣きわめく婆ちゃん。

 

俺は慌てて、ナースコールを押した。

年配の看護師が部屋に入ってきて、婆ちゃんに優しく語りかける。

応援にきた医者は、何か注射を打っているようだった。

婆ちゃんは何かを喚いている、

まるで違うひとのようだった。

応援の看護師に、俺は病室を追い出された。

 

俺が動画を見せたばかりに、

おかしなことになっちまった。

 

ごめんよ、婆ちゃん。






8、ノート

 

(実家、座卓、ノートが置いてある)

 

この家の最奥に、あまり人が立ち寄らない静かな部屋がある。

ここは、体を壊した家族が寝かされる部屋だと聞いた。

そしてそのまま、ここで亡くなることも多かったし、

亡くなった家族を安置しておく場所でもある、と聞いた。

 

爺ちゃんは晩年、この部屋に籠もりっきりで何かを調べていたという。

図書館に出向いては、何やら古い本を借りてきて座卓に広げて、

うんうんうなっていたという。

 

俺は爺ちゃんが残した手がかりが無いか、この部屋を調べていた。

部屋の中央にある座卓に、

夕暮れのオレンジ色の日差しが斜めに差していた。

 

その部屋にある戸棚から、数冊の古いノートを見つけた。

爺ちゃんが遺したノート、あの呪いの唄を研究した成果だった。

 

爺ちゃんは幼い頃に、長生きはできぬと聞かされて育った。

そしてひとり孤独に、呪いの唄のことを調べていたんだと思う。

 

(ノート)

 

一冊のノートを開いてみる。

この家の家系図らしき図が、ペンで雑に記されていた。

この家では、男は皆殺しにあっている。

もちろん、人は死ぬ。

しかし、死に方が異常なんだ。

事故や病気、自然死とも言えないものが、

いくつも記されている。

その家系図には、虫の食った穴のように、

ぽつりぽつりと行方不明の文字がならぶ。

 

なぜそうなったのか。

過去に何かあったのかは、分からない。

言えるのは、

この家は女系になるしかなかった歴史がある、ということだ。

 

(少し間)

 

爺ちゃんはいったい何を調べ、何を知ったのか。

そして、どこへ行ってしまったんだろうか。

 

俺も死ぬのだろうか。

いつだろう。

明日か、今晩か。

お願いだ、爺ちゃん。

俺を、助けてくれ。

 

すがる思いで、別の一冊のノートを開く。

パリパリに乾燥した紙、茶色く変色し、めくる指に緊張が走る。

古い文字で、全てのページにびっしりと何かが書き込まれていた。

文体が古いのか、達筆すぎるのか、俺には文字が判別できない。

たまに図が描かれているが、多分何かの御札の模写なんだと思う。

1ページ、そして1ページとページをめくっていく。

 

あるページに、目が止まった。

和歌、だろうか。

学校の授業で、こんな感じの文章を見たような気がする。

とあるページの中央に、一遍の和歌だけが書き込まれていた。



(OP音声)

(ひと単語づつ区切る)

 

「たまずさが……とけぬうち……すみのはに……とうとうと……おかざりを……すべらかす」



それを見た瞬間、俺は目が離せなくなった。

胸が苦しくなる、息が荒くなる。

これが、もしかして、根絶やしの唄じゃないのか?

この家の男たちを、数百年間苦しめてきた唄、呪いの唄。

これが、そうなのか。

・・・。

 

ノートを開く手が震える。

その手に、そっと誰かの手が触れた。

 

(目の前の女)

 

真っ白い手、

氷のように冷たい、小さな手だ。

顔を上げる。

眼の前に、女がいた。

十二単みたいな、何枚も重ねている真っ白の着物を着て、

髪はとても長く地面についている。

その色は、濡れたカラスのようにしっとりと真っ黒だ。

大きな目、少し幼さを残した頬、

その女が、微笑んでいる。

 

何か喋っているが、よく聞こえない。

たくさんの単語と単語の間の、

「根絶やし」という単語だけがなんとか聞き取れた。

不思議と、恐ろしくはなかった。

まわりの景色が、ぐるぐるとまわり始めた。



9、燃える家(ラスト)

 

(燃える家)

 

気がつくと、目の前で家がごうごうと燃えていた。

熱い、熱風で息が詰まる。

思い出がつまった、俺が生まれ育った実家。

それが今、目の前で燃えている。

見上げると、火の粉が夜空に消えていった。



俺は今、無性に頭にきている。

何故なのか、俺自身も分からない。

訳がわからないが、

俺は体が震えるほどの怒りを覚えていた。

燃えちまえ、こんな家。

死んでしまえ、みんな、残らず。

 

足元には、使い終わり空になったガソリン携帯缶が転がっている。

そしてもう一つ、満タンに中身が入った携帯缶がある。

あとは、これをかぶるだけだ。

今際には走馬灯が走るなんていうが、

嫌になる思い出しか蘇らない。

 

眼の前で、あの女が笑っている。

幸せそうな顔をしている。

良かった、喜んでくれたんだ。

ありがとう、そう聞こえた。

なぜだろう、

なぜ俺は今こんなことをやっているんだろう。



10、ニュース記事

 

(ジングル音)

(テレビニュースの背景)

 

昨夜未明、〇〇市の一般住宅で住宅一棟が全焼する火事がありました。

焼け跡からは、住人とみられる若い男性の遺体が見つかり、

その場で死亡が確認されました。

 

住宅に住んでいる他の住人は、外出していて無事とのことです。

〇〇市消防署の発表によると、出火の原因は現在調査中とのことです。

 

夜のニュースをお届けしました。

(ジングル)

 

 

 

エンディング

 

灰色の家の画像。

監視小屋のタイトルみたいに。

画面右に小さく文字が下から

上にスクロール。

静かな音楽。

 

最後に、終わりの文字




原作

「根絶やしの歌」



背景画像

 

ぱくたそ

https://www.pakutaso.com/

写真AC

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フリー素材ドットコム

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BGM・効果音

 

ポケットサウンド

https://pocket-se.info/

効果音ラボ

https://soundeffect-lab.info/

OtoLogic

https://otologic.jp/

MOMIZizm MUSiC

https://music.storyinvention.com/

DOVA-SYNDROME

https://dova-s.jp/



制作ツール

 

YMM4

https://manjubox.net/ymm4/



朗読

 

冥鳴ひまり

白上虎太郎

ナースロボ_タイプT

ずんだもん

剣崎雌雄




制作

密室



終わり